白い小さな家(14)  展示高さ

このような小さなジオラマは、ご自分の机の上などに置くことがよくあると思います。
そのようなとき 下に置く台の高さによってジオラマの見え方はどのように変わるでしょうか。
いくつか高さの違う台に乗せ、カメラの位置を変えずに撮影してみました。
位置関係は、目の高さは机上面より約350mm  、目からジオラマまでの水平距離は450mmです。

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見え方は上の写真のようになります。
高さ0mmは台を付けず直接おきました。
この作例では 100×100x100mm のコルクブロックを 使用する予定です。**

白い小さな家(13) 家をベースに取り付ける

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家を取り付ける前に コルクベースの側面を仕上げて塗装します。

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コルクは塗料を吸い込みやすいので水性ニスまたは目止め塗料を塗って下地を作ります。

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その上に溶きパテを塗って、乾いたら軽くペーパーを掛け・・・

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塗装します。 ここではアクリル絵の具を使いましたが、プラ塗料などでも良いと思います。
色は暗めの色をお好みで選んで塗ります。

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取り付ける位置に家を合わせ 鉛筆でマークしますが、 水性サインペンはやめましょう。 以前失敗しました。

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家の入り口部分に張り出しを付けましたので、ベースの方を少し削って平らにしなければなりません。
筆に水を含ませ、木工ボンドで固めた砂を湿らせます。

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20~30分位すると軟らかくなりますので、カッターナイフで切り込みを入れ、
盛り上がっている砂は -ドライバーやカッターナイフの刃を立てたりして 掻き取ります。

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乾燥しましたら、家とコルクベースをボンドで接着し スキマに木工ボンド原液を 入れ・・・

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上から砂を撒いて木工ボンド水溶液をかけて固めます。

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仕上げにスポンジ粒を撒いて また木工ボンド水溶液をかけます。
草を撒きすぎたようでしたら  ピンセットなどを使って少し取り除いておきましょう。

 

白い小さな家(12) 家を作る(その3)

建物照明(LED)の製作
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これから建物内部照明と外灯を製作しますが、その完成写真を先にご覧ください。
電気的な説明に関しては ここでは触れませんので、実際に製作される方は ご自分のお手持ちパーツや購入品の仕様に合わせて計画してみてください。
今後はLEDを使った照明が主流になっていくと思いますが、私としては ムギ球や豆球の明かりもまた捨てがたいものだと思います。

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外灯は入り口ドアの左上に取り付けています。 径3mmのLEDで電球色のものです。

外灯の製作
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穴開けポンチ径7.5mmで、茶封筒位の厚みの紙を打ち抜いて

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中央部を台形に切り抜き、底辺に切り込みを入れます。 この切り込み部分を互いに引き寄せて接着し傘を作ります。

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LEDのレンズ部分にペーパーをかけ 磨りガラスのようにして傘をかぶせ、エポキシ接着剤で接着します。

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リード線をハンダ付けして、セラムコートのストーングレイを塗ります。

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家の壁に取り付けエポキシ接着剤で接着後 内部に絶縁チューブをかぶせ・・・

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背面をカバーする板に屋内用LEDを取り付け、また外灯用リード線を通す穴を開けておきます。

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屋内灯と外灯の配線をハンダ付けしました。

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表から見るとこんな感じの仕上がりです。